郊外のすゝめ

小泉誠と仲間たちが考える
「郊外のすゝめ」

たとえば、電車一本で都内にも地方にもいける場所。
働きながら地域とのつながりができ、新しいアイディアが生まれる――
そんな魅力と可能性がたくさんつまった「郊外」で、自分らしいライフスタイルを見つける。

「郊外で住みながら働く」をテーマに、実際に住宅を暮らしの拠点・環境とし、それぞれのスタイルで住み、仕事をする方々のリアルな様子を紹介した展示会。

通勤圏内にあってほどよく整備された郊外の住宅地は、1960年代、各地の大都市近郊に開発が進んだ。
当時移り住んだファミリー層も高齢化が進み、人口構成の激変、空き家や空き地、建物の経年変化や劣化といった、さまざまな課題と直面している近年。
一方、過密する都市部の暮らしとは一線を画し、自分らしい時間軸とライフスタイルの実現の場として、郊外居住に新たな可能性を見出す人々も存在している。

郊外ならではの利点、都市部への移動が比較的容易な場所で地域の資源や産業、ネットワークを活かしながら、
新たな活動に取り組む事例も増えてきている。

本展は、「郊外で住みながら働く」をテーマに住宅を個々人にとっての暮らしの拠点、環境と捉え、それぞれのスタイルで住み、仕事をするリアルな暮らしの様子を紹介した。

DATA
小泉誠と仲間たちが考える「郊外のすゝめ」
会 期:2018年3月16日(木)~28日(火)
会 場:リビングデザインセンターOZONE 1F

公式サイト:http://kougainosusume.jp